セレブな社交場・・・コヴエント・ガーデン王立歌劇場
一七三二年に誕生し、ウェーバー《オベロン》(一八二六)初演や、マーラー指揮による《ニーベルングの指環》イギリス初演(一八九二)など、かがやかしい歴史をもつ王立歌劇場。
一八五八年に建設された現在の建物は、典型的な馬蹄形の劇場で、平土間の上にボックス席が三層に重なり、四階は椅子席で、全体的に重厚な雰囲気をかもしだしていた。
さすがに老朽化がめだち、改築に近いリニューアル工事がおこなわれ、一九九九年九月に再開場した。正装した観客の姿もめだつ、いわばロンドンの社交場である。
王立歌劇場はレパートリー・システムを採用しており、ほぼ毎日オペラかバレエが上演されている。オペラは原則としてすべて英語上演だが、字幕(もちろん英語)が出る。